かたづける気持ちは、あるんだけどね

私は、6月で61歳になりました。夫が亡くなり大阪で慎ましい家族葬を終えたこの春、38年間務めていた手作業で行う粉骨の仕事も、卒業しました。仕事している時は、毎日があっという間に過ぎていき、家が片付いていないのも、仕事をしているから、仕方がないとは、思っていたのですが、いざ、退職をしてみると、時間にも余裕ができたのにもかかわらず、部屋は、思うようには、片付いてはいないというのが、現状です。すぐにとは、思っては、いないのですが、もう、この歳ですので、シンプルイズベスト。いらないものは、少しずつ、かたずけて、いるものだけの置いておく、最小限必要なものだけで、できる生活をめざそうと思っています。大きい物を、手放すには、やはり、勇気と思い切りが必要です。とりあえず、目に写る物から、片付けてはいるのですが、片付けたというすっきり感は、感じられません。やはり、思い切って、大きなものを、処分することが、片付けたという達成感があるという意味では、一番のようです。思い切って、あまり使っていない、除湿器と、一年中ずっと部屋の片隅に置いてある、扇風機を粗大ごみに出すことにしました。使ってはいないものの、部屋の中をずうっと陣取っていたものが、消えていくのには、いささか抵抗はありましたが、粗大ごみに出した後は、随分部屋もすっきりとしました。これからの人生、いつまで生きていけるかは、誰も予測だにできませんが、やはり、ここらで、だんしゃりも頭に入れながら、シンプルイズベスト、ゴミ屋敷の掃除が得意な会社に頼んで大きなものも粗大ごみの処分も考えながら、すっきり生活をめざしていきたいと思います。