掃除嫌いの義母の後始末

主人の母は掃除が大嫌いらしく、長年義母が住んでいた家に同居する事になった時は、家の汚さに驚きあきれました。特にトイレには掃除用のブラシも雑巾も無く、時々トイレ用の洗剤を便器の中にかけるだけで、掃除したつもりでいたようです。床は元の色が分からないほど真っ黒で、便器は水の流れた黒い跡がくっきりと残っています。

床の汚れは洗剤を入れた雑巾で拭いてある程度綺麗になりましたが、便器全体についた水垢の黒ずんだ汚れは、一度や二度の掃除では変わりばえしません。なにか市販の強力な洗剤を使った方がいいのかなとも思いましたが、自分が長年愛用してきた重曹でしばらく頑張ってみようと思い、毎日便器の中に重曹を振り撒いてブラシでこすっていました。

休日もサボらずトイレ掃除を続けていると、1週間を過ぎたくらいでだんだん水垢の黒ずみが薄くなってきました。さほど強い力で擦っていたわけではないのですが、やっぱり重曹の威力って凄いんだなと改めて実感しました。小さなブラシも買ってきて、フチ裏などの細かい所も重曹で磨いていたら、一月経たないうちに水垢がすべて落ちて綺麗なトイレになりました。

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